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「地域の成長マネー供給促進フォーラム」を開催しました

 金融庁と九州財務局は、地域の実情を踏まえつつ成長マネーの供給促進を図る観点から、「地域の成長マネー供給促進フォーラム」と題して、九州地域の資本市場をめぐる関係者が一堂に会し、地域の成長マネー供給に係る現状や課題について幅広く意見交換を行うとともに、取組事例の紹介・共有等を図るための会議を開催しました。(参加人数105名)

1.日時
 令和元年6月13日(木曜日)14時00分から17時30分
2.会場
 熊本地方合同庁舎A棟 1階共用会議室
3.参加者
 地元企業(ベンチャー企業等)、ベンチャーキャピタル、地域金融機関、証券会社、政府系金融機関、証券取引所、証券業協会、経済団体、支援機関、熊本県、経済産業省、九州経済産業局、金融庁、九州財務局
 

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4.議事概要
 【第1部】企業の成長フェーズに応じた資金調達に係る事例・課題
     <地元ベンチャー企業における事例等について>
  〇パネリスト:小川 晋平 氏 (AMI 株式会社 代表取締役)
   (順不同) 新城 裕司 氏 (ひむかAMファーマ 株式会社 代表取締役社長)
         河野 秀和 氏 (シタテル 株式会社 代表取締役CEO)
         佐藤 成一 氏 (株式会社 タイセイ 代表取締役社長)
         横田 雅之 氏 (株式会社 東京証券取引所 上場推進部長)
  
 【第2部】地域のベンチャー企業等に対する成長マネー供給のあり方
     <ベンチャーキャピタル・地域金融機関の取組等について>
  〇パネリスト:黒木 達夫 氏 (大分ベンチャーキャピタル 株式会社 代表取締役社長)
   (順不同) 志戸本 和孝 氏(株式会社 宮崎太陽キャピタル 代表取締役)
         林  龍平 氏 ((一社)日本ベンチャーキャピタル協会 地方創生部会委員、
                 株式会社 ドーガン・ベータ 代表取締役パートナー)
         池田  誠 氏 (株式会社 肥後銀行 執行役員法人営業部長)
         西本 純一 氏 (九州FG証券 株式会社 代表取締役社長)
         山形 修功 氏 (株式会社 ジャフコ 九州支社長)
 
 【全体討議】「地域発ベンチャー活性化のために必要な資金供給とその事業支援のあり方」
 
 
5.フォーラムの模様

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(ご意見等の一部。詳しくは議事録をご覧ください)
【第1部】
  • 資金調達の課題として、医療機器及びサービスの開発はとてもお金がかかる。特に研究開発型ベンチャーは、薬事を通して国の承認等を得るまで時間がかかり、その間補助金の使い方もよくわからず、自己資金で対応しなければならない時期があった。
  • 銀行と大学が連携協定を結び起業を支援するファンドを作っており、こうしたファンドから支援をいただいて非常に助かっている。
  • 資金調達は本当に大変だったが、少し変化があったのは、エコシステム、調達を受ける環境の中においての相手先、金融機関、事業会社、キャピタリストを含め、非常に若い担当者の方々に助けられた。若い方を育成していくことで、もっと新しい未来ができてくるのではないかと最近よく感じている。
  • 増収増益基調でも、以前は担保がなければ資金調達が難しい場合もあったが、最近はいろいろファンドも立ち上がり、インキュベーションしたばかりの会社でもお金が出るのはすごくいいことだと思う。エグジットの戦略としても、以前は上場しかなかったが、最近はいろいろな手法が出ている。
  • 経営戦略の中に上場を入れることができれば資金調達の手法が一つ増える。売上が何百億円ないと上場できないようなイメージが潜在的にあるようだが、そうではないことを地域における活動の中でお伝えしている。
【第2部】
  • 地方の人材不足を解決するプラットフォームを持った人材関係のベンチャー企業に投資し、そのサービスを県内に持ってくる等、間接的に地元に貢献していくような投資方針としている。
  • 地元を中心に創業支援や成長支援に重きを置いた投資を行い、グループ会社全体で、また、各支援機関と連携を密にして、企業の付加価値向上による地域経済活性化に貢献したい。
  • 一般的にベンチャー投資はベンチャーキャピタルのお家芸という理解だと思うが、現状、事業会社によるベンチャー企業への投資が非常に増えていることが注目すべき点。
  • ベンチャー企業、もしくは成長分野に特化したアイテムを新たにつくりたいという企業に向けて、資金調達、販路、ビジネスパートナーの発掘等々についてプレゼンテーションをいただき、新たな販路を開拓することを目的としたベンチャーイベントを開催している。
  • 当社がやりたいことは地域における地銀のリレーションの中で情報を取り、地域の企業を育てて雇用を生んでいく、この循環を守ること。このためにはやはりIPO、上場支援が必要になる。
  • スタートアップマーケットにおいては非常に潤沢な資金がスタートアップに流れるようになってきて、出し手もベンチャーキャピタルだけでなく事業会社もどんどん出している。平均の調達額が非常に大きくなってきているところが大きな潮流。
【全体討議】
  • スタートアップに対して投資や資金供給を採択する考え方については、例えばプラットフォームや、ビジネスモデルがどれだけ膨らんでいくか、それを実現できるメンバーであるかを見ている。
  • 得意分野を持った投資家等が横のネットワークを持ち、目利きをしなければいけない場面においては横のつながりを使って事業性を確かめていく、そういう形になっていくのかなと思う。
  • 国、地方公共団体、そして多くの関係者が地方創生に注力し地域活性化にまい進しているが、この振興のためには、金融分野では地域金融機関の一層の金融仲介機能の向上、そして本日ご議論をいただいたエクイティ資金の供給を一段と高めていく必要がある。
 
※詳しくは下記議事録、資料をご覧下さい。
 

本ページに関するお問い合わせ先


  • 金融庁企画市場局市場課      電話:03-3506-6000(内線2355、2638)

  • 九州財務局理財部金融監督第三課  電話:096-353-6351(内線3242、3245)

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